FAS撤退!その理由を解説

こんにちは、しゅうく(@syuukuETF)です。

2020年10月からトライオートETFナスダック100トリプル(以下TQQQという)の自動売買運用を開始しましたが、2021年4月から金融株トリプル(以下FASという)の運用もスタートしました。

そのFASを、2021年8月11日を最後に、撤退しました。

FASを撤退したかった理由は以下です。

  1. 証拠金の計算がわかりづらくなる
  2. 意外とTQQQのリスクヘッジにならない
  3. 下落幅がTQQQより大きい
  4. 上昇幅がTQQQより小さい

それぞれ説明していきます。

目次

証拠金の計算がわかりづらくなる

以下は現在僕が実際に運用している数値を元にした、TQQQのみ運用(FASを考慮しない)の場合の、ロスカットまでのイメージです。

  1. 最高値ポジションは138.5ドル
  2. 下落し、138.5ドル~101ドルまで全てのポジションを、0.5ドル幅でつかむ
  3. そのまま69ドルまで下落でロスカット

以上の場合の必要資金が、以下の表です。

レンジ幅本数エントリー幅数量利確幅69ドルまでの
必要資金
138.5~101ドル76本0.5ドル42.5ドル2,639,480円
76本0.5ドル43.25ドル2,639,480円
76本0.5ドル44ドル2,639,480円
76本0.5ドル45ドル2,639,480円
76本0.5ドル46ドル2,639,480円
必要資金13,197,400円

138.5ドルというのは、 2021年8月15日現在、TQQQで実際につかんでいる最高値ポジションです。

現在僕は、トライオートETFでの証拠金預託額を、1,350万円で運用しています。

TQQQのみ(FASを考慮しない)の運用だとしても、TQQQが69ドルまで下落(約50%下落)した場合、表の一番右下の必要な証拠金の合計額(1,350万円)を超えてしまい、ロスカットとなります。

以上はあくまで資金1,350万円TQQQのみ運用した場合です。

ここにFASが加わると、当然TQQQのロスカットレートも69ドルより上になります。

大体の計算ですが、TQQQ・FASともに100ドルまで下落して全てポジションを持った場合のロスカットレートは、どちらも80ドルぐらいになります。

あくまで計算上であり、TQQQFASが思いもよらない値動きをした場合、ロスカットレートはさらに上がってしまう可能性もあるんじゃないか…という不安が常につきまとっていました。

意外とTQQQのリスクヘッジにならない

FAS撤退の一番の理由がこれです。

実際にTQQQ・FAS両方運用してみて気付いたのですが、TQQQ上昇→FAS下落、またはTQQQ下落→FAS上昇という値動きを期待していたのに、両方連動したような値動きの期間が多かった印象です。

以下の画像は、それぞれ実際に僕が運用した4月~8月途中までのチャートです。

・TQQQのチャート(2021年4月~8月上旬)

・FASのチャート(2021年4月~8月上旬)

しゅうこ

そんなに連動してるっけ?

しゅうく

確かに並べて見ると思ったより
連動してないね

しゅうく

でも黄色い丸でつけた印を見てみてちょ

しゅうこ

あら、下落する時は
連動してることが多いのね

しゅうく

でしょ?
しかもFASの下落幅が大きいのよね

上の画像は4月~8月途中までの短期間の切り取りでしかないです。

しかもTQQQ下落時にFASも必ず下落してるわけではないです。

  • 思ったよりTQQQとFASは逆相関ではない
  • リスクヘッジとしては弱いうえに、TQQQ・FAS同時の下落も多い

ということのみを抽出した画像です。

TQQQ上昇→FAS下落、またはTQQQ下落→FAS上昇 のように、お互いがリスクヘッジしあう値動きであれば、ロスカットにそこまでおびえず運用継続できてたかと思います。

でも逆相関で動いてほしい下落時ほど連動するのであれば、危険や不安が増すばかり。

それならTQQQに一本化したほうが、利益的にもロスカットレートの計算的にも有利かなという感想に落ち着きました。

下落幅がTQQQより大きい

これは上の「意外とTQQQのリスクヘッジにならない 」にも関わってますし、次の「上昇幅がTQQQより小さい」にも関わってますので、次へいきましょう。

上昇幅がTQQQより小さい

FASTQQQより下落幅が大きくても、上昇幅もそれなりあれば大きな利益になるため、むしろTQQQよりいいのかもしれません。

以下の画像は2020年3月のコロナショック以降から現在(2021年8月)までのチャートですが、コロナショック時の下落幅はFASのほうがTQQQより大きいのに、コロナ前の最高値に戻るスピードは、かなりの違いがあります。

・TQQQのチャート(2020年3月~8月上旬)

・FASのチャート(2020年3月~8月上旬)

TQQQFASのチャートを同時に表示すると、以下のようになります(過去5年間)

参考:Bloomberg

まとめると、このような特徴があります。

  1. コロナショック時の下落幅は、FASのほうが大きい
  2. コロナショック前の最高値に戻るスピードは、TQQQのほうが早い
  3. 値動きは、TQQQのほうが大きい

このような特徴があるうえ、お互いにリスクヘッジになる可能性が低いなら、やはりFASを運用する理由はないかなと思いました。

辺野もへじさんは、FASについてブログでより詳細な考察をされてますので、是非ご参照ください。

まとめ

ここまで書いといてなんですが、決してFASという指数がよくないわけじゃありません。

TQQQが強すぎるんですよね。

TQQQの利益が出ない日でもFASだけは利益が出てることも多々ありましたし、相関関係がガッチリ噛みあうのであれば、続けたかった気持ちはあります。

FASにケチをつけたいわけでもなんでもなく、僕の資産運用上、今現在FASを運用する理由がなくなったというだけのことだというのをご理解いただければと思います。

株式や指数はこちらの望み通りには動いてくれない、それどころか全く望んでない動きも多くあるということを実感できただけでも、実りがあったと思います。

今後トライオートETFからTQQQが消滅する可能性もないことはないですし、その際はあっさりとFASの運用を再開するかもしれません笑。

しゅうこ

TQQQがなくなるとしたら、
FASも一緒になくなるんじゃない?

しゅうく

うーん言うねえ
言っちゃうわねえ

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この記事を書いた人

2022年3月末で仕事を退職→セミリタイア(のようなもの)を達成寸前で米国株暴落

500万円以上の損切りを経て、セミリタイアどころか転職活動をするハメになった、アラフィフです。

懲りずにセミリタイア目指します。

コメント

コメント一覧 (2件)

    • 7/31からビルダー機能が停止になっただけで、TQQQ自体は取引できますよ!
      7/31までにビルダーを組んだ方は、それ以降もこれまで通り自動売買ができてますが、新規の方は現在新規ビルダーが組めなくなってます。

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