昨日1月20日(木)、トライオートETFオープン直後に、70万円超えの損切りを行いました。
損切り…できればやりたくないですよね。
今回は、損切りに至る経緯、損切り前後のトライオートETFの数値の変化、メンタルにおよぼす影響などについて、お伝えします。
相場の雰囲気が変わってきた
こんにちは、「この程度の下げ」で狼狽するしゅうく(@syuukuETF)です。
まずは、損切り直後の損益画面をご覧ください↓
いやー数字が赤いねー
昨年(2021年)11月に開始したテーパリング(米FRBによる国債購入の段階的減額)に続き、今年中に金利引き上げが複数回実施、その初回が3月だろうとウワサされてます。
そのうえQT(国債売却による引き締め)が実施されるかも?という憶測があるうえ、インフレ率も7%前後ととても高い水準です。
上記それぞれがゆるやかに進行するのであれば、株式への影響もゆるやかなのかもしれませんが、とても短期間に立て続けに、また重複して実施されるのでは?株式への影響も大きくなるのでは?という状況です。
メンタルにグサグサくるわねー
僕が運用しているのはトライオートETFのTQQQですので、TQQQに限って言えば、すでに今年に入ってから昨年とは全く違う様相を呈しています。
今年(2022年)に入ってからの、TQQQのチャートはコチラ。
見事な下げっぷりねー
TQQQは、今年1月13日(木)に、2分割されました。
僕はトライオートETFで、91.25ドル~77.75ドル(分割前182.5ドル~155.5ドル)のレンジで運用してますが、1月6日頃から77.75ドルを下抜けしたままなので、77.5ドル以下も軽めに稼働させてます。
多少の利益にはなるものの、稼働数が少ないうえ、基本的には下げ相場のため、昨年のような爆発力はありません。
さらに、ここ2日ほど下落の勢いが増してきてます。
そのため、以前から切りたかった「91.25ドル~90.25ドル」の最高値圏のポジションを損切りすることにしました。
損切りに至った理由
①今年は市場オープン後上昇→朝までに下落が多い
②翌日が金曜日(金曜日は下落することが多い気がする)
③来週1月26日のFOMCでどういう発表があるか不明
④今年上げ相場がくるとしても、90ドル以上になることは考えにくい
損切りにいたった一番の理由は「 ④今年上げ相場がくるとしても、90ドル以上になることは考えにくい 」です。
一個人の「感想」に近い予想なので、予想がはずれて90ドル以上になることがあれば、それはむしろ歓迎です。
ですが、昨年のイケイケ相場ですら数日しか超えてない90ドル以上を、今年更新するとはなかなか考えにくいかな?と感じてます。
損切り前後の実際の設定値
ここからは、実際に設定しているオリジナルの計算表をご覧いただければ。
「損切り前後」「税引き前後」を組み合わせた、4パターンです。
- 損切り前=91.25~90.25ドルの設定を含む
- 損切り後=91.25~90.25ドルの設定を削除後
- 税引き前=確定申告に必要な税金150万円を出金前
- 税引き後=確定申告に必要な税金150万円を出金後
①損切り前、税引き前、ロスカ45.09、有効比率248.17%
昨日1月20日の市場オープン前の、実際の数値です。
ロスカットレートは45.09、有効比率は248.17%。
②損切り後、税引き前、ロスカ41.89、有効比率272.76%
昨日1月20日、91.25~90.25ドルのポジションを全て決済(損切り)した直後の数値です。
ロスカットレートは45.09→41.89に下がり、有効比率は248.17%→272.76%に上がりました。
③損切り前、税引き後、ロスカ49.58、有効比率213.81%
①②はまだ確定申告で必要な税金150万円を残した数値ですが、その150万円を引いた金額が以下です。
昨日まで、税金分150万円を引いた以下の③を使用して、計算してました。
ロスカットレートは49.58、有効比率は213.81%
④損切り後、税引き後、ロスカ46.79、有効比率235.17%
これがこの記事を執筆時点の実際の数値…なのですが、昨日一日の値動きは加味してないので「だいたいこのぐらい」と思っていただければと思います。
ロスカットレートは49.58→46.79に下がり、有効比率は213.81%→235.17%に上がってます。
損切り前後の、評価損益などの画面
損切り前
損切り後
含み損がえげつないわねー
クローズにかけてすごい勢いで下落したので、
現在の有効比率はまた240まで下がったよ
超充実のリプ欄も、お楽しみください!↑
ほんとのところ、損切りしてみてどう?
ほんとは91.25ドル~90.25ドル(分割前182.5~180.5ドル)部分の70万円の損切りだけじゃなく、下のほうの77.5ドル(分割前155ドル)以下(損切り額推定80万円)も、同時に損切りを考えていました。
実際に、オリジナル計算表で、どちらも損切りしたシミュレーションもしました。
しかし、両方損切りはできなかった…。
だって、70万円といえば、昨年のトライオートETFの利益が720万円だったので、ほぼその10%ですよ?
その10%が瞬時に消えるうえ、有効証拠金も70万円減った状態で運用を続けることにもなるので、ダブルでショックです。
どこかに、損切り70万円だけで「なんとかなるのでは?」という思いがありましたし、今でも頭の片隅でそう思ってます。
ただ、なんとかなるかどうかは誰にもわかりませんし、そんな悠長なことを言ってられないような大きな暴落が、今日にも起こるかもしれません。
それでも、初の「買い」の損切り(「売り」損切りは経験済み)をやってみて、損切り前後でかなりハッキリとしたメンタルの変化があります。
損切り直前まで2日間、ほぼずっと調べものをしたり手を動かしてシミュレーションを繰り返したりしてましたが、モヤモヤしたものが消えることはありませんでした。
それが損切りを「実行」した途端、なにか生まれ変わったような、今まで悩んでたのはなんだったんだろう?と言いたくなるような、リフレッシュした気分になりました。
気付くと違う地平にストンと立っているような感覚です。
これって前にもあったな…前に進んでるのか?不毛じゃないのか?という思索や思考を繰り返し、光などないのではないか?この闇はいつ晴れるのだ?という状態が、なんかの拍子にパッとヒラメキに変わる瞬間!
やばくなってきました?
ほぼ太字になっちゃってるしね
最後に
「損切り」に慣れなきゃいけないなーとは思ってません。
やらなければやらないほうがいいに決まってます。
でも、必要ならやらなきゃいけない。
トライオートETFは自動売買です。
本来「損切り」が必要かどうか、考えなくてもいいはずです。
個別株取引もデイトレもFXもやってない、僕のような人間が、悩むべきことじゃないはずです。
今回の「損切り」は、今後のことをよく考えていこうという「気付き」になりました。
「ふあー今まで悩んできたのにまだこの先考えなきゃいけないのかー」という思いがないといえばウソになります。
今後どうなるかは「わからない」が大前提なので、自分にできることをやっていきましょー!
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