細田守という映画監督を知ったのはごく最近のことで、初めて見たのは「サマーウォーズ」でした。
それから「時をかける少女」を経て、タイトルだけで気になってた「おおかみこどもの雨と雪」を見ました。
ボロ泣きでした。
ほぼ最初のほうからボロ泣きで、ボロ泣きのまま見終えました。
まあ僕の涙腺は竹で作ったダムのようにすぐ決壊するうえ、ただ走るシーンや走る電車や車の窓から外を撮っただけの映像なんかにとても弱いので、この「おおかみこどもの雨と雪」での雪の中を駆けてゆくシーンや、滑り落ちていくシーンですら泣いてしまいます。
「崖の上のポニョ」でも海の上を走るシーンで号泣でした。
さて、そんな「おおかみこどもの雨と雪」の予告動画がこちらです。
もうダメですよ。
この予告動画のサムネのシーンを思い出すだけで泣けてきます。
ただ気になる点もいくつかありました。
単純に細田守作品の絵や音楽が好きになれない点、登場人物がみんな「いい人」である点です。
この「おおかみこどもの雨と雪」の登場人物も草平の母親などの例外を除いて「いい人」なうえ、主人公の花もあまりにも作られたキャラクターです。
宮崎駿の映画がファンタジーの側から現実を見ているのと逆に、細田守の場合は現実的な設定を細かく詰めておきながら、その現実側からファンタジーを表現しているように見えます。
この「現実的な設定を細かく詰める」ことによって、見る人は自分のことに置き換えることが容易になり、劇中で起こっていることが自分の過去(または現在)に起こったことであるかのような錯覚を受け、感情移入するのでしょう。
たとえストーリーやテーマに共感できなくても、1つ1つの「自分に起こったこと」のようなシーンがイチイチ心を揺さぶってくるのです。
僕自身は映画にそういうことは求めてなくて、先程書いたような「走るシーン」や「走る電車や車の窓から外を撮っただけの映像」のように、「動き」に感動する傾向があるので、「おおかみこどもの雨と雪」から受ける感動は、「動き」の宝庫であるナウシカやエヴァンゲリオンから受ける感動とは別のものでした。
例えていうなら、細田守作品は、失恋した時に聴いてた曲が流れてきてつい泣いてしまう、みたいな感動ですね。
つまりボロ泣きでした。
褒めてんのディスってんの
どっちなの!?
あ、あとすごく良かったのは、これすごく個人的なことなんですが、昔から「動物のように生きていきたい」という願望があるんですね。
「人間らしく」とか「人として」じゃなく、「動物」です。
それがこの「おおかみこどもの雨と雪」では、まさに動物としても生きる2人の子供が描かれているわけで、こんなん感動せずにはいられません。
うらやましいなー。
前に友達に
「しゅうくって昆虫みたいだよね」
って言われてうれしかったなー
それ、褒められてないんじゃ…
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