面接が決まった!…緊張しますよね?
面接先の企業のことを調べたり、こんな質問がきたらこんな回答をしようとシミュレーションされたりすることと思います。
もちろんそれは大切な、必ずやっておいたほうがいいことなのですが、もっと重要なことがあります。
それは「なにをやっては(言っては)いけないか?」を知って、面接に臨むことです。
この記事では、人事担当ではないながらも、数百件の面接を実施してきた管理人が感じた、
「不採用になる応募者に共通してること」
を紹介していきます。
【ご注意】
- 管理人は大企業に在籍したこともないし、きちんとした人事の教育を受けたわけでもありません。そのため、あくまで面接を含めた採用業務「も」やってた人間の「感想」と捉えてもらえるとありがたいです。
- 管理人は中途採用の面接しか経験がありません。新卒用の内容ではないこともお含みおきください。
30分前に来る
まずは意外かもしれませんが、「面接時間の30分以上前に来る」です。
これのなにがまずいのかというと、
- 応募先の会社の事情を考えてない
- 顧客先にも同じことをするのではないか?と思われてしまう
面接官のスケジュールには「〇〇時〇〇分から〇〇さんの面接」とあるはずです。
それに合わせ準備をしたり、他の業務を行ってたり、休憩をとっている可能性もあります。
そこを無視して、
30分前に着いちゃったなー
暑いし雨だし、もう入っちゃおう
などとやってしまうと、面接官は慌ててしまいます。
面接に使用する応接室が空いていれば、時間までそこで待機してもらえるのでまだいいですが、その時間は他の人が使ってるかもしれません。
そもそも応接室がない会社の場合、待ってもらう場所がなく、仕方なくスケジュールを変更して面接を始めざるを得なくなるかもしれません。
応募者にとって「面接早く始まった!ラッキー!」であっても、面接官にとってはいい迷惑です。
応募者の思惑とは逆に「時間を守れない人」という印象を与えてしまう可能性があります。
遅刻はどうなの?
事前に連絡を入れてれば問題なし
面接時間に遅れそうなことがわかったら、その時点ですぐに応募先に連絡を入れましょう。
連絡があることにより応募先の担当者も安心し、「じゃあそれまでメールチェックでもしとこう」など、応募者が到着するまでの時間の割り振りをすることができます。
連絡したのに「遅刻なんてもってのほかだ!」なんて態度の担当者だったら、そんな会社こっちからお断りしましょう。
また、車を運転して応募先に向かってる等、連絡ができない場合は、そのまま応募先に向かい、遅刻したことと併せて、なぜ連絡できなかったかも伝えましょう。
面接時間の5分前に、面接先に到着するのがベストです。
「~という形で」「~させていただいてました」の連発
面接で緊張するのはよくわかります。
むしろ多少緊張してるぐらいが、いい印象を与えられると思います。
ですが緊張のあまり、
「〇〇という形での経験があります」
「どのような形での勤務体系でしょうか?」
などのように、「~という形で」を連発していませんか?
この「~という形で」を連発されると、
「他人事のように話しているなあ」
と受け取ってしまいます。
ここは以下のように、
- 〇〇の経験があります。
- 勤務体系はどのようなものがありますか?
でいいかと思います。
また、
「営業として顧客第一を念頭に対応させていただき~」
「御社の業績向上に貢献させていただきたく~」
のように「~させていただく」の連発もげんなりします。
「なにかあったら相手に責任がある」という態度に受け取れます。
ここもシンプルに、
- 営業として顧客第一を念頭に対応しておりました。
- 御社の業績向上に貢献したいです。
でいいかと思います。
難しい言葉やカッコつけた言葉を使うより、シンプルなほうが相手には伝わります。
質問したことに答えない
管理人が面接をしていて、一番気になるのが、この「質問したことに答えない」です。
どういうこと!?
例えば面接官から、
「〇〇の資格をお持ちですが、これまでのお仕事でどう活かされてきましたか?」
と質問されたとします。
そこで、
「前職では〇〇課に配属されていましたので、優先順位を決めて業務を始めることを心がけておりました。そのために△△というツールでスケジュール管理し、業務がたまってお客様や上司・同僚に迷惑がかからないよう前倒しで業務にとりかかることで業務効率化が図れますし、社内連携のためにも自分の中では最優先するべこことだと認識し~云々」
管理人はこういう場合、一応最後まで話を聞くようにしてます。
話のオチとして、質問した「〇〇の資格をお持ちですが、これまでのお仕事でどう活かされてきましたか?」の答えが出てくるかもしれないからですが、経験上、そんなことはほとんどありません。
それに、たとえ長々とした話の後に質問の答えが聞けたとしても、その時には採用する気持ちはほぼ消失してます。
ほんとにこんな人いるの!?
極端な例じゃないの?
それがムチャクチャ多いんだこのパターン…
なんらかの理由で奇跡的にこういった方を採用したとして、日々の業務の中で質問するたびに、
答えがかえってこない
その割には関係ない話が長々とかえってくる
なんなら自慢話を混ぜてくる
そういう将来を想像すると、面接で「質問したことに答えない」のは、すごく不利だということがおわかりいただけるかと思います。
質問内容には簡潔に答え、追って質問があったら、その時詳細を伝えればいいだけです。
わからない時は「わかりません」でOKです。
「わからない」ということがわかれば、
その後の質問の組み立てができるからね
質問されたことにだけ答えよう。
また、このようなこともありました。
- 面接官:職務経歴を教えてもらえますか?
- 応募者:職務経歴書に書いてあります。
この時点での面接官の心の声は以下です。
「はい面接終わり。あとはSNSに書き込まれないよう通り一遍の質問をして終わろう。あ、早く終われば〇〇のランチに間に合うな」です。
職務経歴書に書いてある?そんなことはわかってます。
応募者がどういうふうに自分を紹介するのか、ウソをつくかつかないかを見るために聞いてるんです。
あとはなにより、顧客先から何か聞かれた時にどういう対応をするのか?というのを知るためです。
面接官はなにかしらの意図があって質問してます。
質問の意図がわからなくても、差し支えない内容であれば、答えられることには答えよう。
最後に
いかがだったでしょうか?
面接で不採用になる理由はいろいろあると思いますが、記事にあるようなことをしないだけで、大きなアドバンテージとなりえます。
まだまだ人手不足の状況が続いてますので、背伸びしてアピールしまくらなくても、最終選考に残って、
「この人、無難だったよね?」
と思われれば、それだけで一歩リードです。
「やらないほうがいいこと」を
おさえておくだけでいいから楽だわね
最後に、身もふたもないことを言うようですが、面接は結局相性です。
面接官が感じる、
「この人と働きたい(働きたくない)」
が全てと言ってもいいです。
なので、面接に落ちまくっても、
「相性が合わなかったんだ」
と割り切って、すぐ次に向かいましょう。
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