こんにちは、しゅうく(@syuukuETF)です。
5ヵ月間、暗い海を手探りでさまよいながら、ようやく見つけた転職先を、一日で退職しました。
こんな記事まで書いてたのにねー
今回の記事では、以下のことをお伝えしたいと思います。
- 面接時、疑問に思ったことはその場で聞く!
- 自分と会社側の認識のズレをなるべくなくそう!
- 女性の意見には必ず耳を傾ける!
退職理由その①
「内定通知書」が来ない
転職先は、面接時にいい雰囲気だったことや、私服勤務OK、人生最後の職場として選ぼうと思ってた工場勤務、通勤がバスで片道15分などなど、
「この職場に出会うために5ヵ月辛酸をなめたのだ!」
と思えるところでした。
ウッキウキとまでは言わないまでも、ほぼ緊張もなく、勤務初日を迎えました。
ただ、面接時に内定をもらって勤務初日までの2週間の間に、「内定通知書」が送られてこないのは不思議に思っていました。
前職もゆるかったけど、それでも入社前までに必ず「内定通知書」は送ってたし、会社への提出書類も全て提出してから入社だったよ
「まあそんな会社もあるのかな」とそれほど思いつめず、入社初日に「内定通知書」「雇用契約書」「就業規則」を渡されるものだと軽く考えていました。
ところが入社初日、朝礼で簡単に自己紹介をしたあと、すぐに制服に着替え作業に入りました。
この時もまだ、「事務の人も忙しいのかな、終業までには書類をもらえるだろう」と思っていました。
事務員が頼りない
面接時に、「ウチは昇給早いですよ。事務員もベテランで年収600万円ぐらいです」と聞いてました。
素直に「それはすごい、かなりできる人だからそんなに高給なんだろうな」と思っていました。
そんな事務員さんに、こんな質問をしてみました。
- 3月末で正社員を退職して、4~7月は派遣で働いてたんですけど、この場合、離職票はどっちから出してもらえばいいんでしょうか?
「派遣会社から出してもらわないといけないだろうなー、でも3月までの正社員の会社からの離職票は持ってるから、こっちでよければ面倒じゃなくていいなー」ぐらいの軽い気持ちで聞いたのですが、
「え?…わからないので本社に聞いてみます」
との返事でした。
ほんとに600万円なんですか?
や、「全社員に標準以上の給与を出すのがウチの方針だ」というのならわかりますし、もしそうなら素晴らしい会社だと思います。
でもどこの会社でも、事務員が優秀でないと、業務って回らないですよね?
ちっちゃなことかもしれませんが、ここでも疑念がさらに深まってしまいました。
退職理由その②
退職に至る線引きってあるよね
転職先は設立からそれほど年数がたっていない若い会社なので、「退職理由その①」までなら、「まだ発展途上でこれから充実していくのかも」と思えたかもしれず、退職するほどの理由にはならなかったです。
せっかく苦労して見つけた転職先だし、「会社というのはいいところよりもよくないところのほうが多い」こともわかっているつもりです。
どこが妥協点か?という線引きをして、我慢できる範囲なら続ければいいし、我慢できないなら辞めればいいだけです。
その「我慢できないライン」を、以下にご紹介します。
イヤミ系のパワハラ
実務にあたり、最初はアルバイトの女の子に仕事を教えてもらいました。
とても教え方がうまく、管理人と同日入社のAさんともども、順調に作業をこなしていきました。
30分ほどたった頃、イヤミ(仮名)というマネージャーがやってきて、少し管理人たちの作業を眺めたあと、
「そんなやり方じゃ納期に間に合わないよ。1時間に最低いくつ作らないといけないかわかってる?今のやり方で1時間にいくつ作れる?」
と矢継ぎ早に聞いてきました。
正直知らんがなです。
管理人としては、「まず作業を覚えるところから」という、研修期間・試用期間という認識でした。
例え他に工場系の仕事の経験があったとしても、扱う器具は業種によって違うでしょうから、業務開始30分でベテランのようにサクサク作業ができるはずがありません。
ましてや「納期に間に合うかどうか」なんて、正社員とはいえ勤務初日の人間が気にしなきゃいけないことでしょうか?
納期に間に合わせるために、環境を整えたり作業をスムーズに行えるようアドバイスするのが、マネージャーの仕事なんじゃないの?
興奮してタメ口になってますよ
管理人と同日入社のAさんは、ふたりしてぽかーんとしてしてしまい、最初は順調だった作業をミスするようになってきました。
理不尽なことを言われ、明らかに動揺してました。
イヤミは続くよどこまでも
その後もイヤミはたびたび管理人たちのもとにやって来ては、ため息をつき、「もういいから。〇〇を持ってきて」と言ってくることもありました。
「〇〇ってどこにあるんですか?」と聞くと、なんでそんなことも知らねえんだよという顔をして「△△の棚だよ」という返答がかえってきます。
ここまでくると「△△の棚ってどこですか?」とは聞きにくく、Aさんと一生懸命探します。
その間作業は中断しますし、時間は経過します。
その逆で、一定の作業が終わると「このテーブル片付けといて。モノはあった場所に戻して」と言ってきますが、あった場所がどこかわかりません。
もうおわかりのように、作業に使ったツールをしまう場所を、Aさんと探すハメになります。
腐ったみかんはまわりを腐らせる
実はここまでの内容までなら、
「このマネージャーはクソだけど、仕事を覚えてもらうためにわざとやってるのかもしれない」
と思えてたかもしれません(だとしてもダメですけど)
ですがその後出社してきたアルバイトの女の子(Bさんとします)から管理人たちは指示を受けて作業をすることになったのですが、やって来て早々、
「これとこれの作業するから。アレとアレ持ってきて」
Bさんも、マネージャーと同タイプだったのです。
しかもなにを慌てているのか、Bさんは段ボール箱ひとつ作るのもピリッピリな感じで作業してます。
ピリッピリな理由はすぐにわかりました。
しばらく作業をしてると、宅配便の人が入ってきたのです。
管理人たちがやってた作業は、ほんとに納期が今日だったのです。
工場系のことはよくわかりませんが、通常会社の提出物とかって、提出日になって作ることってありませんよね?
わたしは知っている
あなた前職で提出日に提出物作ってた
それだけじゃないさ
提出日過ぎてるのに気付かず「あれどうなった?」って言われること数限りなく
話がそれましたが、管理人たちがやってた作業以外にも、この日納品のものが他にもいくつかあるというのを、その時知りました。
そして朝礼の時、マネージャーが言ってたことを思い出しました。
「先週までギリギリの仕事が多かったけど、今週は余裕がありますから整理整頓をやっていきましょう」
今はギリギリじゃないの?
あかん、ここはマネージメントあかん。
この日の状況で「余裕がある」なら、普段は年中ピリッピリした空気だということです。
そしてBさんはアルバイトなのに、そんな納期ギリギリの作業を背負わされてるわけで、それが当たり前だという空気を、会社全体で包んでるわけです。
妻による会心の一撃炸裂
以上に加え、昼休みの休憩1時間の他、一切休憩がなかったこともこたえました。
午後は5時間ぶっ続けで作業してました。
そりゃみんなピリッピリになるし、作業効率も落ちることぐらい、誰にでもわかりそうなものです。
でもそれを指摘できるような空気ではない。
管理人と同日入社のAさんは、
「このまま続けたらいつかマネージャーにキレそう。僕は辞めようと思いますけど、しゅうくさんは明日からどうするんです?」
と聞いてきました。
その時は管理人の中では「辞める」という選択肢はなく、
「5ヵ月も転職活動してやっと見つけた職場なんだ。自分で決めたことだし、我慢して続けないと生活できない」
と思ってました。
帰宅し、妻に状況を話したところ、
「それってダメじゃん。すぐ辞めたほうがいいよ」
と言われました。
え?辞める?
そしてすぐこうも言ってきました。
すぐ派遣会社に連絡して。次の派遣先紹介してもらって。
妻にとってみれば、「退職理由その②」の、職場環境が劣悪ということもだけど、どちらかというと「退職理由その①」の、入社手続きがおろそかということが気になったようです。
「そーゆー会社はね、続けたとしてもあとあとさらにヤバくなるよ」
うーんそう言われるとそうかもしれない。
というのも、アルバイト用のタイムカードはあったのに、管理人のタイムカードはなかったんです。
「残業は月に30時間ぐらい」というのは聞いてたんですが、「残業代が出るか」までは聞いてなかった。
タイムカードがないということは、「正社員に残業代なんて出すわけないだろ」ということですよね。
このへんも、いい雰囲気だった面接に流され、確認したくてもできてなかったところです。
ヤバイ空気というのは、実は面接時からちゃんと出てたんです。
それに気付かないフリをしてただけなんです。
最後に
管理人が、今回の転職に関して、確認しておくべきだったことのまとめです。
- 面接時に、残業代が出るかどうか確認してなかった
- 面接時に、給与締日・給与支給日を確認してなかった
- 面接時に、賞与の内訳を確認してなかった
- 「内定通知書」を送ってこない時点で、事前に確認しなかった
- 「雇用契約書」「就業規則」について確認しなかった
ほとんどなにも確認してないじゃん
そうなのよ…
浮かれてしまってたのよ…
自分でグッジョブだと思うのは、初出勤日に「離職票」「源泉徴収票」「住民票」「年金手帳」を持参して行ったのですが、なにひとつ先方には渡さず持ち帰ったことです。
生物としての本能が働いたのかもしれませんが、これだけはとてもホッとしています。
単に忘れてたんでしょ
「会社で働く」というのは、信頼関係が大事だし、信用問題でもあります。
でもそれ以前に、雇用する・されるという、「契約の問題」です。
日本の会社の社長が、雇った外国人について「彼らは権利ばかり主張して困る」と言ったという話を聞いても、「そんなの当たり前じゃん」としか思いません。
だって、単に「契約でつながっている間柄」ですから。
今回の転職先で、管理人もこの問題に当たってしまったと言えます。
いくら面接がいい雰囲気でも、聞いておくべきことは聞いておかなければいけないし、会社側も、伝えておくべきことは伝えておかないといけないのです。
雰囲気に流されることで、その後多大な時間や労力を、無駄に費やすことになります。
会社側にとっても、伝えるべきことを伝えないことで雇った人が続かないと、求人広告費など結構な費用が無駄になると思うのですが、いかがなもんでしょうか?
もしかして「コイツなら環境が悪くても文句言わずに働きそうだ」という人だけを雇ってるのでしょうか?
真実を掘り当ててしまったかもしれない…
「たった一日、イヤミを言われながら働くために、ぼくたちは出会った」
※動画と記事は無関係です。
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